約 1,858,900 件
https://w.atwiki.jp/irosuma_doujinshi/pages/1415.html
イロスマ同人誌 ストーリーモード サブタイトル Youtubeにて現存するイロ同smのサブタイをまとめてみました。 サブタイはその物語を一言で象徴する役割を担っておりますが、作者によってその意図のされ方もまさに千差万別です。 たまにはこうして眺めてみるのも悪くはないかもしれませんね。 ☆記入漏れがあれば随時追記してってね☆ イロスマ 1.イロスマ島の侵入者 2.狙われた結界装置 3.爆走!トレインジャック! 4.転送!オールドファクトリー!! 5.イロスマ島の光と影 6.風の使者と絶望の覇者 7.Guitarist's surprise attack 8.王の訪問 9.弱者の反逆 10.絶望の螺旋 11.イロスマ島の闘い アナザーストーリー 1.里親探し 2.いつものメンツ 3.待ち合わせの場所にて ドルバト 1.アバター 2.石人 3.覚醒 4.仲間 ガンスマ フェーズ1 1.立ち上がれ!救世主たち!! 2.侵略軍…始動! 3.幽霊船のエンターテイナー 4.大迷宮の森 5.不死身の騎士団 6.DOGMAの逆襲 7.闇のオーブとヴィランの意思 8.最終決戦!生か死か!? 9.光の帰還 フェーズ2 10.Phases of the moon ライスマ 1.犬猿の双子編 2.青き少年の夢編 箱スマ 0.それぞれの決意 1.緑の大魔導士 2.再生の終止符 3.碧色の魔窟 4.冷血の心火 忍スマ 1.紫電忍者と蒼き刃 番外編 1.シノビィの夏休み 2.シノビィのクリスマス アホスマ 0.絶望の影 アナザーストーリー 1.神々のことのは 2.リンができるまで 魂スマ 1.ヒトカラツクラレタモノ 2.轟音 3.魂と霊 4.辺境の世界 5.見えてきた闇 6.ジャングルの野獣 7.恨み 8.開戦 9.総攻撃 10.飛来する脅威 11.天空の木 I rosm 1.escape 2.思っていたよりも広い世界 3.認めて貰い頼られる存在 4.新宿・アウトブレイク 5.KΛN 6.どこかへ キミスマ 1.霧の中の少女 レポスマX 1.〜再会〜崩れゆくレゴ世界〜 2.〜進化を求めて〜 霊魂の五重塔 サブ 1.〜ソニアの憂鬱〜 音スマ 1.小さな決意 アゼスマ 1.襲来、BREAKDAYS ウルスマ 0.5 新たなる挑戦 止められない暴走 1.(1)調べろ!!マカロニア地方の怪人 (2)戦え正義のために (3)正義の国 (4)正義の交代 2.(1)バトルコロシアム (2)コロシアムの戦士たち (3)試合開始!! (4)探せ!!裏表 (5)戦え!!古代怪獣 (6)悪魔の力 閑話 1.ボルトックくんウルスマメンバーになる 2.怪盗ヒマラ 3.ドーラの命 4.ゆうやけこやけ 5.夢の地底 6.楽園への扉 7.ミロガンダの光 8.夢と想像 アディスマ 1.全ての始まり 2.碧目の・・・・(要確認) 外伝 恋する風乙女 ヌイスマ 1.異邦からの刺客 バトスマ 1.帝国の襲撃 2.燃え盛る炎の悪魔 3.勇者の目覚め 4.工場を破壊せよ! 5.皇帝襲来 6.絶望の連鎖 ディフォスマ 番外編 1.戦う理由 2.姫の初恋 ショウスマ(new) 1.パロゴンの卵を手にいれよう! 2.工場で大暴れ! 3.雪女と氷龍 ゼロスマ改 1.魂の装備 こまスマX 1.ふーたん誘拐事件 最終回 ピカスマX 1.とあるロボットの逆襲 2.鋼の涙 オリスマX 1.新たなる敵!新たなる戦い! 2.恐るべき強敵!憎悪の悪魔襲来! モンスマ 1.ひー郎大地に立つっ! 2.ナゾのユーカイ事件を追え! 3.コージョーユージョー! カラスマ 1. 始動!カラフルスマッシュヒーローズ 2. 今流行りの…スクールガール? 3. 荒地のモンスターと男の娘 4. 欲望での豹変 5. アナタに絶望はさせない 6. イロイロな世界の住人 7. 仮面の魔術師 8. 始動!ディープファントム Confront 1.全員まとめて染めてやる! 2.パーマを架ける未知との遭遇 3.運命と髪型は俺がキメる! 鬼スマ 無印 キサラギ伝説 1.再開!鬼スマッシュブラザーズ 2.鬼トリオにご用心 3.アオオを探し隊 疾スマ 1.少年との出会い マグスマ 1.強者ウサギとその彼女 2.マグスマ火山で起きた奇妙な影 3.7つのオーブに託された謎の記憶 ボースマX 1.謎の軍団現る! 2.殺人兵器テツパレス 3.森山のお化け戦争 アヴァスマ 1.赤竜と兵器の軍 バルスマ 1.突然の飛来 2.侵略 うみスマ 1.謎の連続事件 2.海底都市からのSOS 3.謎の幽霊船と首なしの騎士 4.そうだ!社会科見学に行こう!
https://w.atwiki.jp/hidamari774/pages/54.html
101号室。 そこはひだまり荘の住人にとって、憩いの場とも呼べる空間である。 暖かいこたつ、優しい雰囲気のインテリア、部屋主であるヒロの人柄。 それら全てが癒しという名でもって客人を迎え入れ、リラックスさせてくれる。 そこはまさしく陽の当たるところ───ひだまり荘の象徴といっても過言ではない場所のはず。 そのはず、だった。 ■ ■ ■ 「ヒ、ヒロさん? その、嘘にはついていい嘘と悪い嘘ってのがあって、あの……」 「あら、宮ちゃんが正論を言うなんて珍しいわね。今日は槍でも降るのかしら」 そんな戯れを口にして、ヒロは簀巻きの宮子に近寄る。 手足を封じられた宮子はそのまま成す術なく転がさせられ、天地が逆転する気分を味わった。 「ヒ、ヒロさん、その、トイレ……行かせて?」 「あら、意識したら行きたくなっちゃった?」 「そ、そーそー。普段は遠いのにどうしてこんな時だけ……あはは」 いつもと違うヒロの様子、突きつけられた現状が、宮子を焦らせる。 その結果、今の宮子は彼女自身、信じられないぐらいに引け腰になっていた。 当然ながら、その言動にいつものような溌剌とした印象は見受けられない。 「焦ってる宮ちゃんって、何だか可愛いわね」 「はっ?」 唐突に飛び出してきた言葉に、宮子は呆気にとられる。 「普段より女の子らしいって意味よ」 ヒロの指が伸びてきて、宮子の腹部をシーツの上から軽くなぞる。 「あっ、ちょっとヒロさん……っ! そんなことされたら……」 「漏れちゃう?」 口に出すことは憚られるのか、渋い顔でこくこくと頷くだけの宮子。 見るからに必死な様子で、視線を投げかける。 「ふーん……そう」 しかし、返すヒロの答えは非情なもの。 言葉を失う宮子をよそに、ヒロは指による圧迫を続けていく。 眉を顰め、瞳を潤ませてヒロの攻めに耐える宮子。 しかし、悩ましい息遣いが、火照り始めた頬が、額に光る少量の脂汗が、 沙英をして「なかなかの器量良し」と言わしめた顔立ちを淫猥に引き立てていく。 「宮ちゃん、かわいい」 沙英との関係で既に示されている通り、同性愛の気のあるヒロ。 多少ベクトルが違うとはいえ、沙英と同じく美少女と呼ぶに値する宮子の艶姿に彼女の興奮は高まる。 左手を下腹部の辺りに宛いながら、欲情を露わにした顔が宮子へと近づく。 「ひ、ヒロさん、こんなの変だよ、おかしいよぉ……」 「おかしくなんかないわよ。だって今の宮ちゃん、ちゃんと女の子してるもの」 そうじゃない、そういうことじゃない。 宮子はそう叫びたいが、今の彼女にはたったそれだけの言葉を発するにも力が要る。 力むのは今の宮子にとって致命的な行為だ。 ヒロの指による圧迫を受けているこの状態、どこの筋肉の強張りが膀胱を緩めるか解らない。 頭は回らず、天啓もなく───そうこうしている間に、ヒロは宮子との距離を恋人のそれにまで詰めた。 「ひっ───」 ヒロの舌が宮子の唇を割り、口内へ侵入してくる。 舌と舌を絡ませ、歯茎を洗い、唾液を混ぜ合わせる、いわゆるディープキスと呼ばれる行為。 しかし、それは相思相愛の恋人がするものとは違う。 自分自身の欲望を相手の体へ一方的に注ぎ込む───即ち強姦。 そして、今の宮子にそれに逆らう力はない。 「んっ、んんぅっ……!」 「ん、ふっ、ん……」 ヒロの蹂躙を為すすべなく受け続ける宮子。 無理矢理に与えられ、しかし着実に体を犯していくヒロの唾液は、 本能に沿って生きる宮子がただひとつ従わない『肉欲』への盲従をその心に強要する。 「何だか、蓑虫のままっていうのも風情がないわねぇ。仕方ないから解いてあげるわ」 宮子を包む布団をヒロは剥がしていく。 遠慮に欠けたその行為は宮子にさらなる負担を掛けるようなもので、 当初の状況から解放されたとはいえ、まともに動けないような宮子には何の救いにもならなかった。 ヒロは宮子の身体を浅く抱く。それから人差し指でTシャツの下の肌、下腹部を一撫でし、 「ふふ、宮ちゃんのおなか、パンパンね」 「ひ、ヒロさぁん……」 宮子の体が震える。 目尻に涙すら浮かべ始めたその姿にヒロはさらに欲情し、 そのままズボンの中、下着の中と手指を差し込んでいく。そして辿り着いた先は、 「宮ちゃんの大事なところ。ふふ、少し濡れてるのね。 漏れちゃったおしっこかしら? それとも、何か別のもの?」 意地悪く言うヒロに宮子は何も返せない。 その無言に自分の優勢を感じ取ったヒロは、指の腹で宮子の陰唇を軽く押す。 「あ……っ!」 「あら、少し漏れてきたわ」 即座に体を引き締める宮子。 その必死な様子をヒロは笑って、 「宮ちゃん、そんなに漏らしたくないの?」 首肯する宮子。その表情には既に僅かな余裕もない。 だが、そんな宮子に対してもヒロは容赦というものをしない。 宮子の膣内へ指を差し込んだヒロは、その細やかな指使いで中を刺激していく。 尿意と性感は混じり合い、宮子の花園は絶え間なく蜜を零し、 苦痛とも快楽ともつかない感覚の中で精神を磨り減らしていく。 「ヒロさんだめぇ、だめだよぉ……っ!」 「何が『だめ』なの? 私はただ、女の子らしい宮ちゃんをもっと見たいだけなのに」 言って、ヒロは中指を追加する。 動作が精密でない分、太く、乱暴に動くその指は宮子の中に新たな刺激を加えていく。 「ふあぁ! あっ……!」 「あら、また出ちゃった?」 愛液の激しい分泌とともに、僅かな小水が宮子の膀胱から漏れ出ていく。 ヒロの片手を濡らしたそれは宮子の秘所でくちゃくちゃと粘り、 「もうそろそろ限界って所かしら。ねぇ、宮ちゃん」 耳元で囁くヒロ。 脂汗の滲む宮子の顔に片手を沿わせ、慈しむように撫でていく。 ますます緊張に身を固くする宮子に向かってヒロは、 「ふぅ」 不意に息を吹きかけた。 「───っ!?」 宮子の表情に一瞬の強張りがあり、そして弛緩する。 次の瞬間、 「あ、あぁぁぁ……」 金色の液体が宮子の股間から漏れ出す。 黒ずむ衣服、立ち上がる湯気、太股を濡らす生暖かい感触。 弱いアンモニアの臭いと飛沫の音。 それら全てが失禁という現実を宮子に突きつける。 閉じこもっていた力は流れ出てしまって、代わりに別の何かが宮子の中に込み上げてくる。 「……っ!」 それは羞恥。 宮子に欠けており、しかしそうであるがために彼女を彼女たらしめているもの。 それが今、失禁の事実に晒されることで心の奥底から浮かび上がり、宮子の表面へ出ていこうとしている。 その不慣れな感情の波は宮子を戸惑わせ、状況に対して震えることしか許さない。 「ふふ」 聞こえたヒロの声に宮子の視線はそちらへ向く。 目を細めて、失禁の現場を注視するヒロ。 体が急速に赤らみを帯び、目の奥が特に熱くなっていくのを宮子は感じている。 そんな宮子の様子を楽しげに見遣りながら、ヒロは言った。 「あらあら宮ちゃん、おしっこ、漏らしちゃったのね」 その一言が、失禁の現場を他人に見られたという事実が宮子の心に一石を投じた。 今までよりも強い動揺が波紋のように広がり、全身へと伝播。 人前で失禁してしまったという事実に心は折れ、宮子は自らの描いた地図の上に力なく手を突き、 「うぁぁ……っ!」 心からの絶望とともに、己の涙腺を決壊させた。 <続く>
https://w.atwiki.jp/revolutionize/pages/132.html
「日本やばい同人誌(仮)」作ろうぜ 企画主:過激なアヒル 目的 絵や文章書ける人の発表の場作り。 放送での議論などのまとめ。 創作の練習。 募集 文章や絵で参加していただける方 表現を鍛える事は重要です。なので楽しく表現の練習が出来る場を作りたいです。 あわよくば表現が成果を出せばいいですねーという感じ。 目的、表現したい事がある人は来て下さい。 それを達成する為の場はあります。 そしてそれらを披露してください。 周りが潤います。 同人誌の募集についての詳細はコミケへ
https://w.atwiki.jp/panivip/pages/88.html
【ニコニコ動画】Fだまりスケッチ
https://w.atwiki.jp/complex-festa/pages/8.html
Javaアプレット全詰め合わせ メニュー付 ダウンロード zipファイルを解凍し、index.htmlを開く。
https://w.atwiki.jp/hidamari774/pages/146.html
6時15分。由花がいつも起きる時間である。 早すぎる気もしないでもないが、早寝早起きを常に心がけている由花にとってはこれが普通なのだ。 「ふぇ……」 そして、彼女は朝に弱い。これも早寝早起きの理由である。 と言っても学校は目の前。7時30分に起きても十分間に合うのだが…… それ以前に、今日は休日だったりする。 「……おしっこ……」 眠い目を擦りながらそう呟くと、上半身をあげた。 ベッドから起き上がり、フラフラしながらトイレに向かう。 この間、壁に頭からぶつかること4回、何もないのにつまづくこと2回。ようやくトイレにたどり着いた時には、おでこに大きなたんこぶを作っていた。 トイレの中に入り、用を足す。この間も頭は上下にカクンカクン動いている。 「……はあぁぁぁ……」 ここに来るまでの紆余曲折ですっかりトイレが近くなっていたため、解放感は尋常ではない。そのまま便器の上で眠りこけてしまった。 そして、20分後…… 「ううぅ……痒いよぉ……」 拭かないまま眠ってしまったのが原因だろう、トイレから出てきた由花は股間の少し上で指をせわしなく動かしていた。 時間が経てば痒みは治まるため、我慢しながら着替えを開始。と、パジャマのボタンが掛け違っていることにようやく気が付いた。 着替えも終わり、食事の準備をする。と言っても、由花は『通常の食事』は少食であり、小さなお皿にご飯一杯、塩焼きにした鮭、豆腐とわかめの味噌汁のみ。 (今日で魚が終わりなんだよね……) ひだまり荘にやってきてから数日が過ぎた時に、実家からたくさんの魚介類が送られてきた。 だが、ひだまり荘のみんな(主に宮子)にご馳走しているうちにその数も減り、目の前の魚が最後となってしまったのだ。 わざわざ送ってくれた実家の両親に感謝しながら、由花は最後の魚に箸をつける。 「……う~ん……」 母から教わった塩加減なのだが、どうしても同じ味にすることができない。 ここにきて、実家の母の味が恋しくなってしまった。 食事を終えるとすぐに食器を洗い、ここに来てすぐに飼い始めたハムスター『歩(♀)』のエサ箱にご飯を入れてあげる。 歩本人(本ハム?)はまだ巣箱で眠っているため、起きた時にいつでも食べられるようにしなければいけないのだ。 ちなみにハムスターは夜行性。朝方である今は巣箱で眠っている。 「……あはは……」 巣箱の出入口からちょっとだけ見える歩の寝姿を見て、由花は和んでいた。 「あはは……かぁいいよぉ……あ」 某竜宮家の令嬢のような言葉を発した時、由花は気が付いた。 「いけない。早くしなきゃ……」 慌ただしく立ち上がると、5つ並んだゴミ箱の左端からゴミ袋を取り出して口を結んだ。 左から順に燃えるゴミ、燃えないゴミ、ビニール、プラスチック、ペットボトル……そこまでしなくても、と沙英が呆れたほど。 そして本日、燃えるゴミの日である。 「急がなきゃ……」 もうすぐ7時になる。ここからゴミ捨て場は結構遠い。 しかもゴミ収拾車が来る時間はバラバラ。着いた時にはもう発車していた、というのも一度や二度ではない。 203号室を飛び出し、階段を駆け降りる。 「……あれ、ゆのさん?」 階段の下では、ゆのが体操をしていた。最近、毎朝の日課にしているんだそうだ。 「おはよう、由花ちゃん」 「はい、おはようございます」 体操を一時中断して由花に向き直り、挨拶。 「こんな朝早くにどこ行くの?」 「あ、ゴミ投げに行くんですよ」 「……へ?」 「え?」 由花の言葉に首を傾げる。それにつられたのか、由花も同じように首を傾げた。 ゴミ投げ、由花は確かにそう言った。 『放り投げる』という言葉がある通り、投げるとは『どこか遠くにとばす』ということ。 つまり由花は、その左手に持つゴミ袋で人目のつかない場所に棄てようとしている!? 「だっ、ダメだよ! 投げるなんて!!」 「え……今日って燃えるゴミの日ですよね?」 「確かにそうだけど、投げるのはダメだよ!!」 ゆのの慌てようにポカンとする由花。と、そこへ…… 「どうしたの? 朝から大声出して……」 ヒロがひだまり荘から出てきて、ゆのにたしなめるように言った。 その左手には、由花と同じようにゴミ袋が握られている。 確か彼女は朝に弱かったはずだが……まあ触れないでおこう。 「ヒロさん! 聞いてくださいよ~!」 「わっ、私には、何がなんだか……」 「……?」 ゆのが事の次第を説明すると、ヒロは可笑しそうにクスっと笑った。 「ゆのさんも由花ちゃんも間違ってないわ。それが普通の反応なの」 「え?」 「どういう意味ですか?」 二人が口々に詰め寄ると、ヒロは空いている右手で二人を制した。 「先にゴミを片付けなきゃ。収拾車、来ちゃうわよ?」 Scene.3 『5月24日 キミノコトノハ』 「なぁんだ、方言だったんですね……」 ゆのと由花、それに宮子がヒロの部屋に集まり、先ほどの騒動の説明をした。 ゆのが言った通り、これは方言の問題なのだ。北海道や山形等では『捨てる』のことを『投げる』と言う。 「うう……な、なんだか恥ずかしいです……」 顔を赤くして俯く由花。この中で一番遠くから来た娘なので、仕方がないことだが。 「恥ずかしくなんてないと思うよー。その地域ならではの言葉って、なんか暗号みたいでカッコいいし」 床に寝そべって足をパタパタさせながら宮子が言う。しかし誉め言葉にはなっていない。 そしてここはヒロの部屋。礼儀もへったくれもない。 ちなみになぜ彼女がここにいるかというと、ゆのに朝ごはんをご馳走になった後に話を聞き、ついてきたのだ。 「私も、方言ってカッコいいと思うな。私がいたところは方言なかったから……」 「ゆのっちは山梨だっけー?」 「うん。そうだよ」 静岡県と隣り合わせの県である山梨県。桃やブドウの特産地、ほうとう鍋や武田信玄の出身地であることで有名だ。 「山梨県ですかー。……そういえば、山梨について思うことがあるんですよ」 「え、なになに?」 宮子が瞬時に起き上がって由花に食い付くが、ゆのは少々うつむき気味だった。 かつて宮子に『ところで山梨ってどこー?』と聞かれ、ちょっとだけ傷ついた思い出がある。それが原因だろう。 そんなこととは露知らず、由花は口を開いた。 「なんで『富士山=静岡県』なんでしょうね。山梨県との県境にあるのに、不公平じゃないですかね?」 「うんうん! 私もそう思う!」 思っても見なかった味方の登場に、ゆのは目を輝かせて由花に同意。 「今の富士山みたいに、どこの都道府県にもイメージってありますよね」 「私は山形出身だけど、山形のイメージといえば?」 「果物!!」 ヒロの質問に0.2秒で答える宮子。 確かに、山形県と聞いて先行して出てくるのはさくらんぼや梨。ゆのも由花も真っ先にさくらんぼを思い浮かべた。 「あと山形といえば……最上川と立石寺(りゅうしゃくじ)ですかね」 「あら、今は『りっしゃくじ』っていう呼び名なのよ」 歴史の授業などでは『りゅうしゃくじ』と教えられているが、現在ではその呼び名が変化している。時代の移り変わりによって変化してきたのだろう。 「私は福岡だよー。やっぱり辛子明太子とか博多ラーメン?」 それらの料理を頭に思い浮かべているのだろう、ヨダレを垂らしながら天を仰ぐ。 そんな様子に若干引きつつ、由花が人差し指を口に当てた。 「う~んと……福岡といえば……博多祇園山笠とか博多どんたく……あとなぜか『おいどん』ってイメージですね」 「おいどん?」 「はい。男の人の一人称が『おいどん』って気がしません? 博多って」 由花の爆弾っぽい発言にその場の誰もが首をかしげる。 某鉄道ゲームでは『おいどん』は鹿児島がゴールの際に……などという雑学は置いておいて。 自分の言葉に該当した人がいないようで、由花は少し落胆した。 「由花ちゃんは北海道なのよね。やっぱりカニとかウニとかの魚介類……」 「昆布も有名ですよね」 「サッポロラーメンとか、ちゃんちゃん焼きとか……」 「ああ、あと白い恋人っていうお菓子がとってもおいしいのよね。販売禁止が解けてよかったわ……」 「そうそう。あれ、おいしいですよね……」 「うんうん……」 すっかり夢見がちな三人に、由花はちょっとだけ不満を抱いた。 (……さっきから食べ物ばっかり……) 確かに北海道は海産物の宝庫。カニやらウニやらが浮かぶのもわかる。 だが、もっと食べ物以外のものが浮かんでもいいのではないか。富良野のラベンダーとか…… 「ねえねえゆっきゅん。何か方言とかないの?」 「え?」 いろいろと考えているうちに現実に戻ってきたようで、宮子が由花にそう問い掛けた。 突然の出来事で反応が遅れ、慌てて考えてみる。 「う~ん……私のいたところはあまり方言はなかったような気がしますね……」 「気付いてないだけで、本当は方言ってこともあるわよね」 東北出身であるヒロ。『方言が多そうだ』と、宮子が身を乗り出した。 「(1)ってあるじゃない?」 「あ、ありますね」 「あれね、山形だと『いちかっこ』って言うのよ。あとまるいちとかも『いちまる』って言うし」 『へ~』 学校から会社、日常生活と、山形ではそれが一般的になっている。 ヒロも最初の数学の時に『いちかっこ』と言い、辺りをし~んとさせたことがあった。 「あの時は恥ずかしかったわ……沙英にまで変な目で見られて……///」 「あ~、私も似たようなことあった」 ヒロが顔を赤くする横で、あっけらかんと宮子が言った。 そういう恥ずかしい話は普通は自分から振らないのだが…… 「それって、やまぶきで最初の体育の授業の時?」 「うん」 何をしたのか知ってるのか、必死に笑いを堪えながら机に突っ伏す由花。 ヒロはその理由がわからず、二人に詰め寄る。 「ねえ、なになに? 私にも教えてよ」 「福岡の体育の授業の時、行動する前に必ず『やあっ!』って言うらしいんですよ」 「小学生の最初の体育で先生に言われるんだ。中学までもずっとそうだったから、ここにくるまで『福岡だけ』っていうの知らなかったよー」 由花が必死に笑いを堪えた理由がなんとなくわかった。 体育の時間、自分一人だけが大きな声で『やあっ!』と叫びながらすっくと立ち上がる……確かに想像しただけでも笑ってしまう。 「まあそれは置いといて。他に何かある?」 「うーん……どうだったかしら……」 せっかく地方の話になったのだから、なにか面白い方言や風習があってもいいのではないか。 しかし、このメンツではあまり面白い話は聞けそうにないと知り、またも寝っ転がる。重ねて言うが、ここはヒロの部屋。 「あらやだ、もうこんな時間なのね。お昼ご飯の材料を買ってこなくっちゃ……」 壁掛け時計を見て、ようやく11時をすぎていることに気が付いた。 今日は冷蔵庫の中身が寂しく、買い物に行かなければお昼ご飯が作れないのだ。 「あ、じゃあ私達もご一緒します」 「ううん、いいわ」 ゆっくりと立ち上がったヒロにゆのが提案するも、ヒロは首を横に振った。 「沙英が修羅場ですもの。何かあったら困るから、お留守番しててほしいの」 「りょーかいしましたー」 ひだまり荘メンバーの中で唯一この場にいない沙英。その理由は、小説の仕事が〆切ギリギリなのだ。 修羅場を迎えている沙英の邪魔はしない。これがひだまり荘の暗黙の了解だ。 「すごいですよね、沙英先輩。学生なのに小説のお仕事してるなんて……」 座りながら、ちょっとだけ頬を赤くして目を細める由花。憧れを抱いているのがよくわかる。 「私、『橘文』っていう小説家さんのファンなんです」 「え、その人……モガ」 何か言い掛けた宮子の口を、ゆのが瞬間的にふさいだ。 「その人も学生なのに小説家さんで……凄いなー、なんでこんなに良い話が書けるんだろうなーって、病院のベッドでいつも思ってました」 『橘文』がデビューしたのは一昨年の春。由花が彼女の存在を知ったのは去年の春だった。 交通事故で妹を亡くし、絶望すら感じていた彼女を救ってくれたのが、橘文の小説なのだ。 「私が最初に読んだのは、彼氏を亡くした女の子が、絶望に打ち拉がれながらも夢に向かってひた走る話でした。 それを読んで、いつまでもくよくよしてられない、もっと前を見て生きなくちゃって……そう思ったんです」 背筋を伸ばして力強く話す由花を見て、三人は微笑みあった。 小説家『橘文』は、実は沙英のペンネーム。こんなところにファンがいたとは、驚きである。 特にゆのは、宮子とヒロとは違う感情を抱いていた。 由花が去年の交通事故で妹を亡くしたということを知っているのは、由花の家族や中学までのクラスメイトを除けばゆのだけである。 由花の境遇を知っているからこそ……その作品が、どれだけ勇気を与えてくれたのかがよくわかるのだ。 「いつか、会ってみたいですね……橘さんに」 由花には夢を見たままでいてほしい。そう思って、三人はあえて本当のことを言わなかった。 「あ……そういえば方言あった……」 夜。夕食の準備を終えた由花はシャワーを浴びていた。 夕食の前にお風呂に入るのが由花の家の普通なのだ。 (『じょっぴんかる』……確か、『鍵を掛ける』って意味だっけ……) ボディソープを身体につけ、全身を泡だらけにしてから洗い流す。 それからお湯を張った浴槽にゆっくりと浸かる。 「……あれからもう一年と二ヶ月経ったんだな……」 お風呂の天井を見つめながら、故郷にいた頃を思い出す。 クラスメイトみんなと一緒に勉強し、学校までの遠い道のりを一緒に登下校し…… 「あそこは村の人全員が家族だったからなぁ……」 目を瞑って胸に手を当て、故郷の家族に、散ってしまった友達に思いを馳せる。 (みんな……私はなんとかやっていけてるよ。最初は淋しくて泣いちゃったこともあったけど、新しい友達もできたし……) ひだまり荘に引っ越してきてからの出来事を思い出す。 最初は知らない人と接するのが怖くて、部屋に閉じこもっていたけれど……今では故郷と同じ。みんなが家族だ。 (それと……) 今度は、いつも一緒に行動していた妹へと思いを馳せる。 違うのは性格だけで、好みも思考回路もほとんど一緒。たまに喧嘩もしたけれど、すぐに仲直りできた、最愛の妹。 そんな彼女が死んでしまったと聞いた時は……後を追いたかった。 だけど、家族に、友達に励まされ、吉野屋先生に応援され、橘文の小説に後押しされ……ここまでやってくることができたのだ。 「……由紀(ゆき)……私、頑張ってるよ。私達が目指していた夢に向かって……」 まだまだ失敗ばかり。絵だってあんまり上手くない。 それでも、由花はここまで一生懸命に走ってきた。夢を断たれた、妹の分まで。 「あれー? ゆっきゅんがいない」 「ホント。お夕飯の準備はできてるみたいだけど……」 そんなことを考えていると、扉の開く音がした。宮子とヒロの声も聞こえる。 「あ、すみません。お風呂にいるんです」 「お風呂? ……あ、こら宮子! 勝手に開けるな!」 「あー、ホントにいた」 由花の言葉を確認するために『勝手に』お風呂の扉を開く宮子。 その後ろにはヒロとゆの、そして宮子の首根っこを掴む沙英の姿があった。 「あはは、大丈夫ですよ。裸を見られることには抵抗はありませんから」 苦笑いの状態で宮子のフォローに入る。が、実際にはフォローになっていないと思われる。 「ちょっと待ってくださいね。今上がりますから」 「わわわわっ!!」 躊躇いなく湯船の中で立ち上がる由花に、ゆのは顔を真っ赤にして後ろを向く。 当たり前だが、由花は一糸纏わぬ姿。タオルも脱衣室にあるだけだ。 「わー、ゆっきゅん大胆だね」 「人見知りするだけで、恥ずかしがり屋というわけではないので」 タオルで身体を拭きながら部屋の中へと入ってくる。大事な部分はまったく隠していない。 ゆのだけでなく沙英もヒロも顔を赤くしているのに、本人はいたって普通。どうやら本当のことらしい。 「も、もしかして由花ちゃん、お父さんがいても裸だった……?」 「むしろお父さんと入ってましたが……なにか問題ですか?」 「い、いや……問題じゃないよ……多分……」 実際は問題たっぷりな答えをあっけらかんと言ってのける。 とりあえず『家族の仲が良い』ということにして、沙英は言葉を飲み込んだ。 「今着替えるんで、待っていてください。盛り付けますから」 お昼を過ぎたところで沙英の小説が仕上がった。 それをぜひお祝いしたい、ということで、今日は由花がみんなに夕飯をご馳走することとなっているのだ。 部屋に入った瞬間から漂っている匂い……まず間違いなくカレーだろう。 「おおお……美味しそう……」 台所の上にある鍋を覗き込み、舌なめずりをする。 突っ込んでいたお玉を救い取って味見。ほのかな辛味のルーが宮子の舌の上で踊った。 「ん~~~~!! ちょっと甘いけど絶品!!」 「私、辛いのが苦手で……皆さんには甘いかもしれませんね」 ショーツを穿きながら由花が申し訳なさそうに頭を下げる。 それでも、宮子の様子を見ているととても美味しそうに見えた。 それから四人はテーブルに車座に座り、由花が着替え終わるのを待つ。 そして着替えを終えた由花がカレーを盛った五人分の食器をテーブルに置く。 「さ、食べてみてください」 「いっただきま~~す♪」 空いたスペースで正座し、ニコニコしながら四人の反応を伺う。 他の三人はじっとカレーを見つめていたが、宮子はお構い無しにカレーを口に運ぶ。 「やっぱり美味しいなぁ~♪ ヒロさん並みだね!」 「そ、そんな……買いかぶりすぎですよぉ……」 宮子の言葉に顔を赤くする由花だったが…… 「……ねえ、由花ちゃん」 「はい」 「……なんでカレーな『なると』が入ってるの?」 「え?」 ゆのの質問の真意がわからず、首を傾げる。 助けを求めようと沙英とヒロにも顔を向ける……が、二人もゆのと同じようにカレーを見つめていた。 「『なると』は普通入れないわよねぇ……」 「うん……『うずらの卵』もそうだよね……」 「だよねー。結構珍しいよ」 「え……ええぇぇぇ!!? これって普通じゃないんですか!?」 由花の絶叫がひだまり荘中に轟く。住民はみんなこの部屋にいるので特に問題はないが。 しばらくのタイムラグの後、誰からともなく笑いが漏れだし…… 『あっはははははは!!』 全員そろって大笑いへと発展。ある者は口元を隠しながら、またある者は豪快に。 「あっはは……やっぱりその家の常識ってあるよね」 「ゆのっちの家のきんぴらとか?」 「あの時はびっくりしたよ~。あれが普通なんだって思ってたから……」 「そういえば由花ちゃん、あの時のゆのさんと同じ反応だったわね」 「え、そうなんですか?」 笑い声は、しばらく絶えることはなかった。
https://w.atwiki.jp/hidamari774/pages/88.html
「あああ~~!! もうこんな時間~~~!?」 目覚まし時計を両手で鷲掴みにしながら、ゆのは出せる限りの声で叫んだ。 今、時計の短針は『9』を少しだけ過ぎている。そこまで遅すぎる時間ではないが……宮子に朝ごはんを振る舞う予定が完全に狂ってしまった。 「どどど、ど~しよ……宮ちゃん怒ってるかも……」 少し落胆して、自室のカーテンをあける。 そこから太陽の光がさんさんと降注いで…… 「あれ?」 こなかった。 202号室の方向から黒い塊が伸び、風に棚引いている。所々に白い部分が浮き出ていた。 「ああっ! ゆのっちの部屋に行っちゃった!!」 「だからアパートであげるのはやめましょうって言ったじゃないですか~!」 隣から宮子、そして由花のあわてた声が聞こえてきた。だが、目の前の物体が風のせいでバタバタバタバタうるさい。 窓を開けて、202号室に大声で叫んだ。 「宮ちゃ~ん! 由花ちゃ~ん! なにやってるの~!?」 「お、ゆのっち」 「こっちに来てくれませんか!? その方が話しやすいです!!」 どうやら向こうも同じような考えだったようで。 窓を閉めて部屋を出て、隣の202号室に入る。 そこで初めて、あの黒い物体がなんなのか気が付いた。 「あ、鯉のぼり?」 「私の実家から送られてきたんだ~」 「せっかくだからあげようとしたんですけど、宮子さんがベランダにあげるって……」 宮子がゆのの方に歩いていくのに対し、自分のものでもない鯉のぼりを一生懸命取り込んでいる由花。 手伝おうよと思いながら、あることに気が付いた。 「でも、ひだまり荘って私達しかいないよ? 男の子なんて……」 「せっかく送ってきてくれたんだから、上げないとね」 「宮子さん、全部取り込みましたよ」 鯉のぼりをリビングにどんと置いて、由花もこっちの方に歩いてくる。 身長が低いにも関わらずよく取り込めたなぁと、ゆのは思わず感心してしまった。 「ベランダはダメだから、どこに立てよっかな~」 「お庭は? 沙英さんとヒロさんにお願いしたら、きっと大丈夫だと思うよ」 その言葉に、宮子と由花はポンと手を叩いた。 「あ、そっか」 「ゆっきゅん、行こ!」 それからの二人の行動は、ゆのの想像の範疇を大きく越えていた。 宮子が(珍しく)スカートであるにも関わらず二階から飛び降りて見事に着地。 二階の由花が鯉のぼりを放り投げ、それを宮子がキャッチする。 今度は由花がベランダから飛び降り、下で宮子が受けとめてゆっくりと地面におろす。 コンビネーション抜群。この一連の動作を見て、ゆのは庭の二人を見下ろしながら思った。 (由花ちゃん……宮ちゃんに似てきたような……?) 由花は宮子を尊敬しているらしく、いつも宮子にくっついている。 悪貨は良貨を駆逐する……宮子恐るべし。 しかし、その後の二人の行動は別々なものだった。 「沙英さ~ん、おっじゃま~」 「わわっ! 窓から入ってこないでよ!!」 宮子は窓を開け、沙英の部屋に問答無用で入っていく。 それに比べ、由花は庭を回って玄関の方へ歩いていく。 しばらくして、チャイムの音と「ヒロさん、いますか?」という由花の声がした。わざわざ玄関まで歩いていったのだろう。 根本的な性格は変わっていないようで、ゆのは胸を撫で下ろした。 (良かった。宮ちゃんが二人もいたら、ひだまり荘が大変なことになっちゃう) 悪気はない。 だが、普段から行動の予測がつかない宮子が二人もいたら…… いくら寛容なゆのでも、それはできれば避けたい。 「……鯉のぼり……かぁ……」 ふと遠くの方を見てみると、たくさんの鯉のぼりが風に揺れている。 今日は全国の男の子達のお祝い、5月5日である。 女の子しかいないひだまり荘には何の関係もない、いたって普通の日なのだが…… ゆのにとっては、特別な日なのだ。 (……今日……私の誕生日、なんだけどな……) Act.2 『知る』ということは素晴らしい Scene.1 『5月5日 ゆのとみんなと鯉のぼり』 『え、うそ? ゆのの誕生日って5月5日だったの?』 去年の6月初め、みんなの誕生日はいつかという話になった時、初めてゆのは5月5日が誕生日であることを皆に伝えた。 『言ってくれればちゃんとお祝いしたのに』 『い、いえ! 自分から言うのって、なんだかプレゼントを催促してるみたいで……』 『だったら来年は、今年の分までお祝いしたげるっ!』 『そうね。ゆのさんだけお誕生日をお祝いされてないのは可哀想だもの』 『まだ一年あるけど、期待して待っててね』 『宮ちゃん、沙英さん、ヒロさん……ありがとうございます』 うめ先生「そして今~」 「はぁ……」 買い物からの帰り道、ゆのは大きなため息をついた。 やはり自分の誕生日を忘れられていたことが結構ショックだったのだろう、目にうっすらと涙が滲み出ていた。 ゆのの手に握られてるのは、真っ白で小さめの箱。自分でケーキ屋に行って、ショートケーキを二つ買ってきたのだ。 セールしていたので二つ買ってきたのだが、ゆのは二つも食べるような人間ではない。 宮子か由花にご馳走しようと考えながら、ひだまり荘の階段を昇る。 「あれ? ゆのさん、どこに行ってたんですか?」 すると、ちょうど203号室から由花が出てきた。 カーディガンを羽織っていることから、どこかに出かけるつもりなのだろう。 「うん。食べたくなったから、ケーキ買ってきたんだ。由花ちゃんも食べる?」 「いいんですか!? ありがとうございます!!」 目をキラキラさせて、頭を深々と下げる。 由花の甘いものへの情熱(?)は衰えることを知らない。 「でも……いいんですか? 私だけで……」 「二つしか買ってこなかったから、みんなには内緒ね」 由花は、自分が今日誕生日であるという事実そのものを知らない。 最初から何も知らない由花と一緒にいるのと、一度説明しているのに忘れてしまっている宮子達と一緒にいるのとでは、由花といる方が心が楽になる。 宮子達といると……忘れられたということを、思い出してしまうから。 「由花ちゃんはどこに行くの?」 「散歩に行こうと思ってます。この辺りの地理を確認するためにも」 やはりこういうところにもしっかりしている。 ひだまり荘に来てすぐの頃、盛大に道に迷ってしまったゆのとは大違いだ。 (う゛……思い出したら……なんだか自分が情けなくなってきた……) 「?」 頭を抱えるゆのに首を傾げる由花であった。 「じゃあ、行ってきます」 「あ、ちょっと待ってて!」 由花を制止すると、駆け足で201号室に戻っていった。 冷蔵庫にケーキを入れて、そのままUターンして渡り廊下で待つ由花のもとへ。 「私もついていっていいかな?」 その問に、由花は数秒間キョトンとしていた。 そして優しく微笑むと、「はいっ」と返事を一つした。 それから数分後。 二人はベリマートを通りすぎ、遠くの方まで歩いてきた。公園のベンチで、はしゃぐ子供達を見ながら休憩中。 「そういえば、由花ちゃんには兄弟いるの?」 「はい、双子の妹がいました」 「へぇ、双子なんだぁ。私一人っ子だから羨まし……」 そこで、ゆのはある違和感を覚えた。 なんだろう、今の由花の言葉におかしいところがあった気がする。 『そういえば、由花ちゃんには兄弟いるの?』 『はい、双子の妹がいました』 「……え?」 「ああ、気付いちゃいましたか」 由花は今、『いました』と言っていた。妹がいるのに過去形であるということは…… 考えたくはなかったが、ゆのにはそれしか浮かばなかった。 「去年、妹とともにやまぶき高校を受験したんですが、二人で一緒に交通事故に遭ってしまって……。私は両足の骨折で済んだんですが、妹は……即死でした」 そう語る由花の顔は、あまりにも痛々しかった。 自分で自分を抱くようにし、唇は震え、瞳はうっすらと濡れている。 それがどれだけ辛い出来事だったかは、今の由花の状況が全てを物語っていた。 「最初はただ、涙を流すばかりでした。死にたくて仕方ありませんでした。でもやまぶき高校の合格通知が届いた時、決めたんです。妹の分までしっかり生きて、自分の――自分達の夢を叶えるって」 両目をこしこしと擦り涙を拭い、左手を握りこぶしにする由花。 自分がもし由花と同じ立場だったとしたら、間違いなく妹の後を追っている。 それなのに、由花は生きることを諦めず、妹の死を受け入れ、夢に向かって走っているのだ。 「由花ちゃん……」 「あ、すみません。こんな話、聞きたくありませんでしたよね」 「ううん」 ゆのは由花にゆっくり近付くと、その水色の髪を優しく撫でた。 「そんなことないよ。逆に由花ちゃんのこともっと知れて、嬉しいよ」 「ゆのさん……」 「辛かったらいつでも言ってね。できるだけ、力になるから……」 「……はいっ」 そして二人は立ち上がり、ひだまり荘への道を歩いていった。 「結構遠くまで行っちゃったね~」 「ちょっと疲れちゃいました……」 あれから数十分後、ゆの達はひだまり荘へと帰ってきた。 途中でデパートやベリマートに寄ってきたため、いつのまにか日はとっぷりと暮れていた。 「あれ、鯉のぼり……」 由花がふと庭に目を向けると、もう日が沈んでいるにもかかわらず未だ鯉のぼりがあげてあった。 庭の方に歩いていく由花を、ゆのも後ろから追う。 「今日の天気予報、確か雨だったよね」 「え!? じゃあ、早く取り込まないと!!」 「なんだか洗濯物みたい……」 雨が降るから取り込む……。確かに洗濯物そのものである。 二人は協力しながら、せっせと鯉のぼりをしまっていく。 「あれ……?」 ふと地面を見てみると、一枚の紙が落ちていた。 二つに折り畳んであり、大きさは名刺ほどだろうか。ゆのはそれを手にとって中を開いてみた。 『ハッピーバースデー、ゆのっち!!』 「え……?」 ゆのがその紙の内容を読み切った瞬間、突然大きな音が102号室から聞こえてきた。 二人はびっくりして102号室の方を見ると、宮子・沙英・ヒロの三人が使用済みクラッカーを持っていた。 その中身は地面に落ちている。今しがた、三人がゆの達に向けて打ったのだ。 「「「ハッピーバースデー、ゆのっち/ゆの/ゆのさん!!」」」 それぞれ宮子・沙英・ヒロが同時に言った。 だがゆの及び由花はイマイチ事態が飲み込めず、ポカンとしているだけ。 「ゆ……ゆのさん、今日お誕生日だったんですか!?」 その硬直からいち早く抜け出し、由花は驚きに満ちた顔でゆのを見た。 「そーだよ。どっきりせいこーだねっ!」 「こら宮子、どっきりじゃなくてサプライズ!」 「どっちでもいいんじゃないかしら……?」 ここにきて、ゆのはようやく事態を飲み込めた。 三人は、自分のために『サプライズパーティー』を用意してくれていたのだ。 あえて普通を装い、ゆのの誕生日を忘れたふりをし、買い物に出たところを見計らってこんな細工を…… 「由花ちゃんがいなかったら、私が鯉のぼりを取り込もうとしてたのよ」 「優しいゆのっちなら必ず手伝うって言うからねー。その時に見つけてもらう予定だったんだ」 「由花ちゃんにも教えようとしたんだけど、気が付いたのがちょっと前だったからさ……。いなくて教えてあげられなかったのよ」 「宮ちゃん……ヒロさん……沙英さん……。……ぐすっ……ありがとう……ございます……」 「わわっ! な、何泣いてるのさ!」 突然泣き出したゆのに、沙英は慌てて駆け寄るが、 「だって……えぐ……忘れっ、られてたって……ひっぐ……思ってた、から……」 泣き出した内容が悪い方向のものではないことに安堵しつつも、沙英はなにも言えなかった。 なぜなら、自分たちがしたことが、ゆのを泣かせたことに間違いないのだから。 すると宮子が、いつも通りの口調で言い切った。 「ゆのっちー、私達がそんな薄情な人間に見える? もっと私達を信用してよー」 「う、うん……ごめんね、宮ちゃん……」 涙を何度も拭うゆのの頭を撫でる。 こう見てると、ケガをした妹を姉が慰めてる、といったように見えなくもない。 「……さ、パーティー始めようよ。お腹ペコペコ~!」 「もう、宮ちゃんてば……。今日はゆのさんのパーティーなんだから、ほどほどにね?」 「うぃす♪ごっつぁんです♪」 「……また締め出すわよ……?」 「ストップ! とりあえず中に入りましょうよ!」 ヒロにただならぬ恐怖を感じ、由花は室内へ入ることを促した。 「あ、と……ゆのさん」 「なに?」 由花が部屋の中に入っていく直前、振り向いてゆのの方を見る。 すっかり涙の止まったゆのは、由花からの問いかけに首を傾げた。 「あの……お誕生日、おめでとうございます」 「! ……ありがとう、由花ちゃん」 その日、ゆのにとって一生忘れることのない思い出ができた。
https://w.atwiki.jp/izayoi_asa/pages/17.html
旧同人誌サイトが停滞状態になり、問い合わせが殺到した事を受け2011年9月3日に絵師A氏の手で新たに作られた同人誌企画の為のサイト。 情報量が多い為、このページでは十六夜/朝氏の行った二度目の個人情報紛失とそれに伴う言動について記載。 同人誌発行中止に至るまでの経緯は翡翠氏盗作検証Wikiの合同同人誌の項を参照ください。 ■二度目の個人情報紛失の概要 当初、翡翠氏の盗作疑惑への問い合わせが主だったが、後に2011年8月13日の時点で十六夜/朝氏の携帯電話が壊れ、予約者の個人情報を再度紛失していた事が明らかになり、2011年10月前半に正式に説明と謝罪文が掲載される(絵師A氏10月10日、十六夜/朝氏10月12日掲載) 受付データ紛失のアナウンスがなされなかった事については既に絵師A氏より謝罪がなされているが、 十六夜/朝氏よりバックアップの為に絵師A氏に転送するはずだった受付メールが転送されていなかった 旧同人誌サイトで確認できる予約者数と十六夜/朝氏が紛失したと明言した数が一致していない(旧同人誌サイトで確認できるのは196名、十六夜/朝氏の回答では237名分) 十六夜/朝氏は「紛失」ではなく「消失」としているが、携帯はまだ「復旧する可能性があり、保存している」状態で完全に消去された事にはなっていない データを復旧させる手段を提示されているにも関わらず行動に移していない 1度目の個人情報紛失(旧同人誌サイト)の矛盾についても解答されていない 上記のような問題・疑問点があり、その事について十六夜/朝氏の元へも質問が多数寄せられている。 なお、このような問題に対し多忙や体調不良を理由に明確な回答をせず、別ジャンルの活動(薄桜鬼サイト・pixiv、ニコニコ動画及び合コンやオフ会などに参加していた事が明らかになり、同人誌企画サイトのBBSに問い合わせが殺到(2011年12月18日) 2011年12月20日に再び十六夜/朝氏の謝罪文が掲載されたが、依然上記の問題への解答は無い。(2011年12月21日時点) ■同人誌企画サイト移転時(2011年9月3日)に掲載されていた文章 この時点では発行・中止が決まっておらず、同月7日に絵師A氏より青字部分が付け足されている。 青字は実際の掲載文を再現する為に、Wiki管理人が編集した物です。その他の編集は行っておりません。 お詫びとお知らせ この度はシルバートリップの同人誌に興味を抱きシルトリ同人誌専用サイトにアクセスいただきありがとうございます。 皆様からのご予約を募ったのにも関わらず同人誌を制作すると発表してから大分遅くなってしまい、専用サイトも放置状態となってしまっていた事を深くお詫び申し上げます。 そしてその間大体の方はご存知だと思いますが制作メンバーサイトである銀色夢芝居である騒動が起きました。 皆様の中には色々ご不安な気持ちをお持ちになっている方もいらっしゃると思います。 なので再度システムや同人誌発行について一新させていただきたいと思います。 まず初めに長らくお待たせしているお詫びとして今回の同人誌発行は完全無料配布とさせていただきます。 そして申し込み予約を一旦白紙とさせていただき再度1からの受付をさせていただきたいと思います。 その前に一度認識していただきたいのが銀色夢芝居で起きた騒動についてです。 銀色夢芝居の盗作問題についてこの場でハッキリ申し上げさせていただきますと盗作疑惑は事実無根であり、翡翠が盗作したという事実はございません。 情報発信をされている方のやり方があまりにも他サイト様にご迷惑をかける手法をされているので銀色夢芝居自体で盗作問題についての大々的なご報告はさらなる煽りとなると判断し敢えて避けさせていただいてますが、同人誌を発行するにあたって皆様と個人情報のやり取りをさせていただくからにはちゃんとハッキリ申し上げる必要があると思いますのでこの場でご報告させていただきます。 シルバートリップ、及び銀色夢芝居にある作品は全て盗作ではなく管理人翡翠自身が考えた作品です。 ただこの発言を信じるか信じないかは人それぞれです。 少しでも不安や不信感がある方は申し込みをしない事をおすすめします。 前回のご予約時にいただいた個人情報は全て破棄しますのでシルトリ同人誌無料配布にご参加される方は再度お申し込みをお願いします。 以前にお申し込みいただいた方でも発注の間際までお待ちしますが、ご連絡が無い方はキャンセル扱いとなりますのでご了承下さい {上記文章は2011年9月3日時点の翡翠氏のコメントをほぼそのままに引用させていただきました 無料配布の案については制作者側の話し合いの結果であり翡翠氏の独断ではありません 2011年9月7日現在 同人誌発行に関して 発行、延期、中止か意見が定まっておりません} 時系列によるとこの時点では既に個人情報を紛失していたが、 個人情報を「破棄」とするとあたかも現在も所持しているような書き方をし、 再度申し込みをするよう促されている。 この件については、2011年10月10日絵師A氏より謝罪文が掲載された。 ■2011年10月6日以降、同人誌発行中止が決まってから十六夜/朝氏の個人情報紛失に関する謝罪文 個人情報紛失に関する謝罪箇所のみ引用(原文用意中) 下線は個人情報搾取に関する部分を分かり易くする為に、Wiki管理人によって加えられたものです。 その他、一切の編集は行っておりません。 同人誌作成・発行中止のお知らせ 同人誌を楽しみにして下さっていた皆様、そしてすでに同人誌をご予約頂き完成をお待ち下さっていた皆様へ。 「Silver Trip 同人誌化企画」を白紙に戻し、同人誌発行を中止した事をここにお知らせいたします。 2010年1月に企画が開始してから今日まで、翡翠・十六夜・絵師Aの3人が作る同人誌を楽しみにしていただいていたにも関わらず、当初の発行予定であった2010年5月より大幅に遅れ、随分とお待たせしてしまった上に中止に至りました事、大変申し訳ありません。 また、その間に「申し込んで下さった方々の受付メールを紛失」「同人誌企画サイトの更新停止状態」そして主催者のひとりに浮上しました「盗作疑惑」につきましても皆様に納得していただけるような対応を怠り、管理不足な面が多々あった事を重ねてお詫びいたします。 全ての事柄に関しての対応が遅れました事も、大変申し訳ありませんでした。 楽しみにして下さっていた方々、そして不安に思いご質問下さっている方々に深く謝罪すると共に、同人誌発行中止のお知らせとさせていただきます。 2011年10月6日 主催者代表:絵師A ご予約をして下さっていた皆様へ 翡翠・十六夜・絵師Aの3人が作成し発行予定であった同人誌をご予約いただき、お待ちいただいていた皆様へ重大なお知らせとお詫びをさせていただきます。 2010年1月に(旧)同人誌企画サイトを立ち上げと同時に皆様にご予約を募り、お名前を始めメールアドレス、同人誌の送付先住所をお預かりいたしました。 同年2月、当時使用していたサイトのメールデータが1週間で消失することを把握しておらず、データバックアップも取っていなかったので、これらの個人情報を消失させてしまいました。 上記の出来事をサイトにて告知し、皆様から再度の申し込みしていただいたにも関わらず、管理者の不手際によりお預かりした情報が入っている携帯電話を破損してしまいました。 破損した携帯電話内部のデータ全てが取り出せなくなってしまい(修理をしてもデータが消えてしまうとの事で)事実上、個人情報を二度にわたり消失させてしまいました。 一度目の失敗を踏まえ、ご予約メールの受け取り先であったサイト管理担当者から、通販担当者へ定期的にデータを送信しバックアップを取るという事を主催者3名で話し合い決定していました。 しかし、それさえも怠ってしまい、結果、数名を除き申し込みして下さったほぼ全員の個人情報を消失してしまいました。 また、2011年9月に同人誌企画サイトを新たに設けた際に「お詫びとお知らせ」の内容において、 同人誌を無料配布とするお知らせとともに再度のご予約を募り、以前の申し込み情報は破棄しますとアナウンスしてしまいました。 その時点で皆様に一番にお知らせすべきであった「個人情報の再紛失」についてお知らせする事なく今日まで来てしまった事を、重ねてお詫びいたします。 現在バックアップが取れている方々の個人情報については、お詫びのメールをこちらから送信させていただいた後に完全に削除いたします。 重ね重ねの不手際、謝罪が遅くなってしまいました事、どちらも皆様への報告と合わせて深くお詫びいたします。 2011年10月10日 制作者代表:絵師A まず初めに、同人誌をご予約いただきました皆様。 大変長らくお待たせしたにも関わらず、同人誌企画を中止することに至りましたことを、お知らせすると同時にお詫び申し上げます。大変申し訳ありません。 2010年1月より開始しました企画ですが、「大幅な遅れ」「同人誌サイトの更新停止」「盗作疑惑」「受付メールの消失」など数々の問題が起こったにも関わらず、対応を怠り、皆様に多大な迷惑と不安な思いをさせてしまったことも重ねてお詫びいたします。 この間、皆様のご質問やご意見を数多く聞かせて頂き、つくづく自分の不甲斐なさを痛感致しました。 皆様のお答えになれば良いのですが、今回中止に至った経緯を時系列で書かせて頂きたく思います。 皆様もご存じの通り、同人誌を発行するにあたって「盗作疑惑」が浮上しました。 翡翠の方から、簡易なメール(掲示板が炎上した事)を頂いてはいたのですが、その当時、盗作疑惑についてきちんと確認せずにいたことに大きな原因があったと考えます。 また、皆様もご存じの通り、同人誌作成を思うように進められない事等から、自分のサイトと旧同人誌サイトの更新を怠りました。その事も含め原因だと考えます。 2011年7月頃、十六夜の携帯電話が故障。すぐに携帯ショップに相談しに行きましたが、画面が真っ暗では修理になり、データも消えると言われました。 その中に、旧同人誌サイトにて同人誌購入を希望していた方の個人データをファイルにし、保存していました。 バックアップを取らずにいたこと、個人データにも関わらず、安易に携帯に保存していた事、謹んでお詫び申し上げます。 現在、携帯電話は修理をせずに保管しています。万一画面が点灯した際、携帯ショップにてバックアップを取って頂き、個々にお詫びを申し上げたく思います。 個人データ消失の際、翡翠、絵師A、両名にはメールにて連絡しました。 2011年9月頃、絵師Aの別サイトにて同人誌について質問を頂きました。その事をきっかけに、不安なお気持ちでいられた皆様から数件質問を絵師Aの別サイトにて頂きました。 その際、私の方に連絡を下さったので、電話にて絵師Aと連絡を取り、事の重大さを確認致しました。 連絡を取り合った夜、絵師Aの方で、同人誌サイトを作成して頂き、翡翠、絵師A、十六夜で確認したのち、「お知らせと謝罪」を付けリンクを張り直しました。 この時、私の「お知らせと謝罪」文が自分の気持ちを優先した文面になり、皆様に不快な思いをさせてしまったこと、謹んでお詫び申し上げます。 同人誌制作側でしたので、友人である翡翠の言葉を信じたい思いがあり、あのような文面を書きました。その後、盗作検証ページにきちんと目を通させて頂きました。 本来ならば、「お知らせと謝罪」を書く前に全文に目を通すのが筋でした。 盗作検証ウィキを確認したところ、管理人様がとても冷静に、尚且つ丁寧にまとめておられました。 掲示板、メールのやり取り等も確認し、翡翠の対応等も拝見し、どう判断したら良いものか正直分からなくなりました。 その後、メールやスカイプを利用し、諸事情により主に絵師Aと連絡を取り合い、盗作疑惑の事、今後の事などを話し合いました。 数度に渡る話し合いの後、この状況での同人誌発行が不可能に近いと判断した次第です。機会を見計らい、翡翠の方に同人誌発行が不可能だと思う旨を伝えさせて頂き了承を得ました。 繰り返しになりますが、同人誌を楽しみにして下さった方、騒動により不安なお気持ちにさせてしまった方、私の文面を読み不快な思いをされた方、まことに申し訳ありません。 私の不甲斐なさから、対応を怠る場面も多く、本当に皆様には謝罪してもしきれない程、多大なご迷惑をおかけしました。 1年以上も自分のサイトを放置し、けじめにもならないかもしれませんが、勝手ながら「サボテンの気持ち」を閉鎖し、今後、銀魂サイトを新たに立ち上げ活動しない事を記させて頂きます。 今年一杯文章を残した後、全てのサイトのデータ及び、同人誌の為に描いたデータも削除致します。 お手数ですが、ご意見等がございましたら、同人誌サイトの質問掲示板より十六夜宛か、サボテンの気持ち【ご意見・ご質問】に書き込んで下さい。今後も対応していきます。 2011/10/12 サボテンの気持ち 管理人 十六夜 2011/10/21 「公式サイト」表記を「同人誌サイト」に訂正しました 2011/10/30 「受付メール紛失」表記を「受付メール消失」表記に変更 「同人誌の為に描いたデータも削除致します。」と記載しましたが、データを照合すること等が万一あるやもしれません。 同人誌の問題が解決するまでは保管し、解決した後、削除する形に変更いたしたく思います。 翡翠・十六夜・絵師Aの3名が同人誌を作成するという事を知り、ご予約をして下さっていた皆様、 発行を楽しみにしていて下さった皆様、この度同人誌の作成・発行を中止する事を決定させていただきました。 同人誌企画を立ち上げてから、たくさんの応援のメッセージをいただいていたにも関わらず、皆様の期待を裏切るような決断に至った事、申し訳なく思っています。 同人誌企画サイトの更新の遅れ、発行の大幅な遅れ、せっかくいただいたご予約情報の紛失等、管理不足な面が多々ありました。 どの点についても皆様にお詫びをしなくてはなりません。 それでもご予約して下さった皆様や同人誌企画サイトに足を運んで下さった皆様は、根気よく待って下さっていたのだと思います。 そのお気持ちに応える事が出来ず、皆様のもとへ同人誌をお届け出来なくなってしまい、大変申し訳ありません。 (同人誌発行中止と翡翠氏盗作疑惑についての謝罪と説明) ご予約をして下さっていた皆様には同人誌の発行中止だけではなく、個人情報の紛失についてもお詫びしなければなりません。 本来であれば、しっかりとバックアップを取り、大切に保管させていただかなければならないものです。 一度目にデータを消失させてしまった時に、もっとしっかりとした対策を取るべきでした。 主催者を信用して個人情報をお預けいただいていたにも関わらず、データを紛失してしまい、大変申し訳有りません。 今になって気付く事が多く、後悔ばかりしております。 自分の管理不足により同人誌の発行が中止に至った事、お預かりしていた個人情報を紛失してしまった事、心よりお詫び申し上げます。 2011年10月10日 絵師A BBSの方で「個人情報の紛失」について各所に通報された方がいる事を確認いたしました。 通報された方々が「問題である」と判断され、ご予約をして下さっていた皆様が「不安に思った」結果であると受け止めております。 このような事に至った原因は自分の管理不足にありますので、同人誌企画主催者のひとりとして通報を受けた機関からなんらかの質問があった場合には正直に答えて行くつもりです。 ご迷惑を掛けてしまった皆様、誠に申し訳ありませんでした。 2011年10月19日 絵師A 十六夜/朝氏が一度目に個人情報を紛失した際(旧同人誌サイト)に 以降、申し込みメールを十六夜/朝氏から絵師A氏に転送してもらう事になっていたが 十六夜/朝氏から絵師A氏へのメールは無かった([[旧同人誌サイト]]の項を参照) ■絵師A氏作成の時系列抜粋(2011年8月~2011年12月) 別ページ参照 個人情報紛失時の時系列
https://w.atwiki.jp/zakuaku/pages/259.html
本日のお惣菜詰め合わせ 栄養を考えた新鮮野菜のお料理セット品(最大3個/回復) タイムセールには、売り場が戦場と化す!(HP+1800/MP+300) 092:本日のお惣菜詰め合わせ 価格:680G 使用:常時 消耗:消耗する HP回復1800 MP回復300 特徴 使い勝手・希少性などを記入してください。 コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/mikadorin/pages/13.html
鬼畜眼鏡 OP(フルver) http //www.nicovideo.jp/watch/sm677759 【偽デモ】鬼畜眼鏡ボイスに耐えないか? http //www.nicovideo.jp/watch/sm713475 鬼畜眼鏡【御堂さん詰め合わせ】改良版 http //www.nicovideo.jp/watch/sm836177 鬼畜眼鏡 本多受ルートのMAD http //www.nicovideo.jp/watch/sm857549 【鬼畜眼鏡】やっぱり本多が好きMAD【でも爽やか路線】 http //www.nicovideo.jp/watch/sm883484 【MAD】 鬼畜眼鏡 http //www.nicovideo.jp/watch/sm982680 鬼畜眼鏡マンガ版 http //www.nicovideo.jp/watch/sm1012138 鬼畜眼鏡opオルゴール http //www.nicovideo.jp/watch/sm1079701 鬼畜眼鏡op【オルゴール】 http //www.nicovideo.jp/watch/sm1217336 (御堂×克哉、克哉×御堂) 【鬼畜眼鏡】眼鏡克哉の声をひたすら聴く http //www.nicovideo.jp/watch/sm1236618 鬼畜眼鏡op【オルゴール】(太一×克哉) http //www.nicovideo.jp/watch/sm1289882 【鬼畜眼鏡】克哉さんはいいにおいがするそうです http //www.nicovideo.jp/watch/sm1335002